ベレー帽の風景

少年の成長記、或いはその断絶記

君の膵臓を食べたい

 一つ目の記事、あれはブログという意識で書いていないので、実質これが初めての投稿となります。

 

 ブログというものをあまり見るわけでもないので、あまり何を書けばいいのかわかりませんが…まずは昨日読んだ本について書こうかな、と思います。

 

 私が一番好きな作品は他にあり、そちらについても語りたいのですが…昨日半ば衝動買いしてから一気に読了し、寝るまで感動が収まらずにいたこの作品を、今の私は最初に語らずにはいられません。

 

 『君の膵臓をたべたい』

 

 私は読書が嫌いな訳ではないのですが、そう自覚している人のなかでは読まない方だなと思っています。

 まどろっこしい言い方ですが、つまり「読書はするけど読み漁るほどじゃないよ」程度です。

 

 そんな私も、中学のときだったでしょうか。(比較するように他作の名を出して悪いのですが)百田氏の『永遠の0』を読み、涙した覚えがあります。

 今回はそのときほどの涙は出ませんでした。まあ、ジャンルも違うと言えば違うので比較すること自体アレですが。

 しかし、こちらの方が僕の心を揺さぶるに値したのか、私自身あの時から成長しているのか。いずれにせよ、作品から感じられるものの大きさはこちらの方が圧倒的に上回っていたと思います。

 

 簡潔に作品の概要を言えば、「膵臓を病んだ女の子が、クラスメイトの根暗なぼっちと余命を過ごす」といった感じでしょうか。

 

 タイトル通り、随分と重い内容だなと思うかも知れませんが、高校時代の僕が読んだらこんな出会いを求めてやまなかったかもしれないです。或いは、今も。

 

 ネタバレは避けたい(是非読んでもらいたい)ので、詳しいことは書けませんが、曖昧ながら読んだ感想を。

 

 

 まず数ページ、プロローグを読んだ時点で、私は内臓に太く大きな釘を刺された気分でした。

 それが、読んでいる最中もずっと続き、早く読みたい、つらくても早く読みたい、そう自らを唆していました。

 

 それが、作中のある出来事を起点に。

 

 

 一気に、溶解した。

 

 

 そして、身体中を巡ったあと、読了したときにはものすごく心地のよいものとなって、私に大きな感動を与えてくれた。

 

 

 この感想の真意を、読んだ後に共感してくれればな、なんて今の私は思います。

 

 伝えた概要では、ありふれた設定だなと思うかもしれませんが、そんなものはどうでもいい。もっと深い設定も、テーマも、この作品には確かにあるのです。

 

 私の拙い説明では、あまり心を揺さぶられることはないかも知れませんが…

 是非これを期に、ご自身の手で作品について調べてみてください。

 そして少しでも興味を持てば、手に取ることをおすすめします。

 

 タイトルを既に耳にされている方も多いと思いますし、なんならこの記事を読んでいる人は既に読んだことがあるのかもしれません。

 

 それほど有名で、捻ったタイトルだからって、食わず嫌いをしていた私が。本という媒体において、一番に心を揺さぶられた作品です。

 

 

 是非、手に取ってみてはみてはいかがでしょうか。